
総務
総務部人事課
桂地区人事掛(掛長)2006年採用

- 人事・労務・給与関係事務の総括
- 各種人事給与制度の検討・構築
- 教職員の人材育成・勤務評定
- 教職員の定員・雇用計画管理
- 教授会資料作成・チェック
1 day Schedule
Interview
Q1
職務内容について
Q1職務内容について

工学研究科に在籍する教職員に係る人事関係業務の総括を主に行っています。工学研究科は17専攻及び7附属施設から構成され、学生数・教職員数いずれにおいても京都大学で最も大きな部局です。
日々教育研究に従事する教職員がやりがいをもって働けるように、人事・労務・給与という側面から教職員を支える仕事をしています。その業務内容は、教職員の人材育成や雇用計画の策定など研究科の管理運営に関わる大きなものから、日々の勤務管理・社会保険の手続きなどの教職員の職業生活・福利厚生に直結した細かいものまで、非常に幅広く多岐に渡るものです。
それら一つ一つの積み重ねが、教職員の生活を守り、安心して働けるような職場環境づくりにつながっていると実感できたとき、この仕事のやりがいを感じます。
Q2
職場の雰囲気
Q2職場の雰囲気

チームワークを重んじ、「人を育てよう」という雰囲気があります。
大学における人事業務と言っても、その業務内容は一言で収まらないほど多岐に渡り、専門的な知識や経験を要する場合も多いので、今まで経験したことのない仕事に従事する機会ももちろんあります。
しかし、そのような場合にも掛としてのパフォーマンスを高められるように、日頃から円滑なコミュニケーションを意識し、先輩後輩問わずお互いを支え合うように職員全員が常に心がけています。
また、業務によっては、直属の上司である部課長だけでなく管理運営のトップに立つ研究科長にも業務上の指示や判断を仰ぐ場合もありますが、現場の職員に対しても常にオープンな雰囲気で接してもらえるため、とても相談しやすく、所属の枠組みを超えて風通しのよい職場です。
Q3
どういう人と一緒に働きたいか
Q3どういう人と一緒に働きたいか

些細なことでもいいので「プラスアルファ」を常に意識できる人と一緒に働きたいです。「新しいこの複雑な制度、分かりやすく教員に伝える方法はないかな?」「毎月のこの業務、もっと効率的に処理できないかな?」「説明会の資料、去年よりももっと見やすくできないかな?」等、少しの工夫を付け加えられるといいですね。
与えられた業務を正確かつ迅速に処理する能力は事務職員にとって当然大事なものですが、それだけではなく、誰かの立場に立って考え、一手間加えられるサービス精神というものが、多様化しつつある大学の様々な課題に柔軟に対応する上で重要だと考えています。
このような思いやりの姿勢が、個々の成長や周りからの信頼、さらには京都大学をより良い方向に導く礎にもつながっていくのではないか…と、少し大げさかもしれませんが、信じています。
Q4
京大職員を目指す方へのメッセージ
Q4京大職員を目指す方へのメッセージ

大学を取り巻く様々な社会的情勢の変化に伴い、職員に求められるスキルや能力も高度化・多様化しつつあります。
しかし、今も昔も変わらず重要なことは「人との関わり」といった普遍的なもの。大学の教育研究を支える職員の仕事の全ては、学生・教職員・学外機関や企業の方々など、常に自分以外の誰かとの信頼関係の下に前に進んでいきます。
欲しい情報はインターネットで何でも手軽に手に入ってしまう時代と言われていますが、周りの環境における人との関わりをぜひ大切にし、コミュニケ―ションを行ってください。
人から何を学び、人に何を与えたのかということを考えてみてください。相手の立場に立って考え、周囲の声をよく聞き、自らを見つめ直すことができる人は、京都大学という「人種のるつぼ」においても、柔軟かつポジティブに行動でき、職員としての活躍の場がより一層広がると思います。
Q5
休日の過ごし方
Q5休日の過ごし方

家族でドライブや買い物に行ったり、公園で子供とサッカーや自転車の練習をしたり、いつまでも全然上達しないゴルフの打ちっぱなしに行ったり、家族が寝静まったあとに一人でお酒を飲みながらぼーっとテレビを見て過ごしたり…どれも心身ともにリフレッシュするためには大切な時間です。
京都大学職員の仕事は、基本的には休日出勤や深夜勤務などもほとんどなくオンとオフの切り替えがしやすい仕事です。休日はできるだけ仕事のことを頭から切り離して、充実した休みを過ごせるように意識しています。
My KU PRIDE
“一隅を照らす”
これは最澄の有名な言葉ですが、大学職員にもよく当てはまり、ふとした時に思い返します。
社会から求められる国立大学の役割・ミッションの変化に応じて、職員の活躍の場は日々多様化しつつありますが、その多くはやはり裏方やバックヤードであり、私も今までそういう職務に従事してきました。
一人一人が置かれている環境(一隅)で懸命に行動することによって個々が光り輝き、ひいては京都大学という大きな組織を照らすことに繋がると考えています。