研究推進部研究推進課研究助成掛(掛員)鈴木 雄太

研究推進

Suzuki Yuta

研究推進部研究推進課
研究助成掛(掛員)
鈴木 雄太 2018年採用

研究推進
  • 科学研究費助成事業(科研費)の学内統括業務
  • 研究費の獲得支援
  • 研究課題管理・各種申請書及び報告書の取りまとめ

1 day Schedule

8:00

出勤

少し早めに出勤。まだ静かなオフィスで美味しいコーヒーを飲みながらメールチェック。

10:00

デスクワーク

大型科研費の内定通知が届く。課内で喜びを分かち合う。

11:00

打合せ

新設された科研費の種目について、理事(現総長!)に要点を説明。

15:00

説明会実施

URAと協力して学内向けの科研費申請対策説明会をリモートで実施。大好評で一安心。

17:15

退勤

定時退勤。時計台と元気なクスノキを見て英気を養う。

Interview

Q1

職務内容について

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Q1職務内容について

職務内容について

研究には研究費が欠かせません。
そんなの当たり前じゃないか!と思うかもしれませんね。 でも、その研究費はどこから来るのでしょうか。最先端の研究は数億円規模の費用を要することもあります。大学内の資金だけではなかなか賄い切れません。
それゆえ、研究を行うためには様々な外部資金を獲得する必要があります。その中でも科学研究費助成事業(科研 費)は日本で最も規模が大きく、その歴史は100年を超えます。皆さんがご存じのあんな研究やこんな研究も科研費によるものかもしれません。ノーベル賞に結び付くものもあります。
そうした研究者の「生命線」とも言える科研費について、
獲得支援から経費管理、そして実績報告に至るまで包括的にマネジメントするのが私の仕事です。

Q2

京大職員を目指したきっかけ

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Q2京大職員を目指したきっかけ

京大職員を目指したきっかけ

修士課程の最終年度、自分はこれから何をしていきたいのかと悩んでいました。就職することだけは決めていましたが、特に具体的なイメージはなく、色々な選択肢が浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・。
しかし、ヒントは意外にも身近なところにありました。
大学院に残って研究活動を続けていく中で、自分は折に触れ て大学職員の方々に助けられてきました。某ドラマの「施されたら施し返す!」ではないですが、今度は自分がその仕事(研究支援)をしたいという思いが芽生えてきたのです。大学職員を志望したのには、そんな恩返しの気持ちがありました。
気持ちが固まると、「研究支援をするのであれば、世界レベルの研究水準を有する大学に行きたい!」というちょっとした欲も生まれ、自然な流れとして京大職員を目指すことになりました。

Q3

入職前と入職後のギャップ

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Q3入職前と入職後のギャップ

入職前と入職後のギャップ

入職前は大学職員について「大学職員はやりがいのある仕事。しかし、やはり主役は研究者や学生だ。これからは黒子として大学を支えていこう」という考えを持っていました。
実際は、そうではありませんでした。
入職した初日、上司からこう言われたのを鮮明に覚えています。「常に5年後、10年後の大学のことをイメー ジして仕事をしてほしい。どうしたら大学がもっとよくなるか、自分なりの考えを持って物事を判断してほしい。」
確かに、大学職員の業務内容には裏方的な仕事も数多くあり、それは大学を管理運営する上で必要不可欠なものです。しかし、研究者や学生の貴重な意見を形にし、よりよい大学を実現していく主役は他ならぬ私たち大学職員なのだという思いを胸に、職務に当たっています。

Q4

京大職員としてのやりがいを感じる時

Answer

Q4京大職員としてのやりがいを感じる時

京大職員としてのやりがいを感じる時

やはり、自分が支援に携わった科研費が採択されたときです。研究者からお礼の言葉をもらって思わず笑みがこぼれます。科研費の採択件数や採択率が上昇していれば、なおさら嬉しいです。会議で報告するときに大きい顔ができますから(もちろん冗談です)。
1件の研究費が採択に至るまでには、研究者本人だけではなく、申請書が正しく書けているか隅々まで確認する研究推進系の職員や、効果的な申請書の書き方をアドバイスするURA(リサーチ・アドミニストレーター)など、多くの関係者の支えがあります。皆、京大の研究者がもっと研究費を獲得できるように、という熱い思いを持って日々の業務に従事しています。採択件数や採択率には、単なる数字に留まらないドラマが詰まっているのです。

Q5

昼休みの過ごし方

Answer

Q5昼休みの過ごし方

昼休みの過ごし方

昼休みはしばしば生協の書籍部を訪れます。
新刊の文庫・新書を隈なくチェックした後に、 特に時間をかけて見に行くのは、院生時代に専攻していた人文系の本棚です。背表紙を見ているだけでもワクワクしてきます。知識に対するこのような高揚感を忘れないことが、研究支援を行う際にも大切なのではないかと思っています。
学生時代と比べれば読書に割く時間は減りましたが、気になった本はできるだけ買うようにしています。やはり本は身銭を切らないとしっかり読まないから…などとうそぶきながら、今日もまた積読(つんどく)を増やしてしまうのでした。

My KU PRIDE

“京都から世界へ、そして次の世代へ”

京都大学は、私たちの常識を覆すような規格外の研究成果を数多く世界に発信してきました。
そして今も、キャンパスのあちこちで、世界をアッと驚かせる研究の数々が現在進行形で行われています。
そうした研究は、今を生きる私たちの生活を豊かにしてくれるだけではなく、私たちの子供たちやそのまた子供たちの生きる世界も変革していくことでしょう。
京都から世界を変え、次の世代を切り拓いていく――。
身が引き締まるような使命感とともに、京大職員としてその一端を担っていることに誇りを抱いています。

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